ハートの作り方
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1.まず大事なポイントは、膨らませる前にバルーンを伸ばさないことです。バルーンは膨らませる前に延ばすのが鉄則なのですが、その理由は後述します。
2.とにかくだまされたとおもって…。
3.バルーンをいっぱいまで膨らませます。そのあとに、基本技術のバルーンのばしで口元と、おしりの空気のバランスを整えます。
このときも空気を移動しつつも、なるべくバルーン自体を延ばさないように気を付けます。
4.口元と、おしりを結び合わせます。
5.円になったバルーンの、丁度真ん中にを計ったら、
6.そこに狙いを定めつつ、
7.写真のように持ちます。(中心は赤矢印の所))
8.そうしたら赤矢印の所を延ばします
延ばす方法は様々ですが、こちらの写真のようにつねったり、
9.引っ張ったりします。もちろん、引っ張ったり、つねったら割れてしまう可能性もありますが、力の加減は慣れることで調整して下さい。
10.試しに延ばしてみると、一部が膨らんでしまうほど明らかにクセがついています。
11.その後、今の部位をそのまま結び目の方までひっぱりつつ、
12.結び目の両側を軽く持ちつつ、先ほど癖を付けたところに空気を送り込むようなイメージでそこの空気を押し出します。

なぜこのようなことを行うかというと、最初にバルーンを引っ張り延ばさなかったことで、バルーンには通常よりも「伸びしろ」が残っています。その為、わざと一部を引っ張り、延ばすことにより、その部位だけに意識的にクセを付けたり、角を作ったりすることが出来ます。
その後、そのクセに空気を送り込むことで、クセの部分のバルーンを意図的に膨らませ、クセを固定して付けることが出来ます。

実はこの理論は全体のクセだけではなく、局所のクセつけにも使います。
例えば、プードルのしっぽを戻らないように、綺麗なポンポンを作るために、バルーンの手前半分だけを延ばし、後ろ半分は延ばさなかったり、、ピカチュウのしっぽに綺麗にクセを付けるために、バルーンの1/3は延ばさなかったりです。
13.あっ、大きすぎて写真はみ出した(汗)

syanの中での理論は綺麗にまとまっているのですが、文章で伝えようとするとなかなか上手く伝わりません。
とりあえずはバルーンを延ばさずにクセを付けてみて、延ばしてしまったときと、延ばさないときの違いを試してみて下さい。

14.ハートだけではなく、同じ理論でこんなギザギザも綺麗に作ることが出来ます。
なんとなくクセを付けるだけでも同じ様な形にはなりますが、そのうち戻ってしまいます。このやり方ではバルーンに固定のクセを付けるため、長い時間経ってもほとんど戻らないところがポイントです。
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