バルーン応用高等技術

たくさんの応用技がありますが、ここにあるのは中級、上級で普通に使われている
テクニックを集めてみています。


○アップルリンク・しゅうまいひねり
○クセつけ

ロールスルー4本組み
テクニックにかっこいい名前が欲しいな…。胴体を作ったり、2色を合わす時に使います。
この状態の2本の風船を 片方を外側、もう一方を内側からお互いに通します。 このような形になります。矢印のように桃と青の位置を移動すると左右に色が分かれます。 ウルトラマンの頭もこうやって作りました。

ロールスルー
これも結構使います。3本でなくても4本の体の時にも3:1の色使いでやったりします。
1本の方の風船を2本の方に通します。 こうやって…。 こんな風になります。 ウマとかのたてがみも同じテクニックです。

チューリップツイスト チューリップひねり
このテクニックの名前…シュウマイやチューリップよりもサクランボとかリンゴの方がイメージ近くないかなぁ…。
結び目当たりから 指を中にぐっと押し込みます。 押し込んでいったら結び目の辺りを左手で押さえて右手は抜きます。 中に芯が通るように見えます。
左手でしっかり押さえながら右手で回していきます。 左手で最後に結び目を半分位、中に戻しておくことで巻き戻りを防ぎます。 同じものを二つ作るとサクランボ ビーボディとかで作るとリンゴになります。

アミアミ…
ロードランナーの頭や、飾りに使います。わらを編む原理と同じです。
大体真ん中くらいから初めます、空気はちょっと抜き気味で…。 両方とも同じ方向にねじりながら、全体はその2本と逆の方向にねじります。頭を使わなくても風船自体が勝手に巻かれていきます。

関節のところ
ロボットなどの関節をわざと見せたいキャラクターや、手の込んだ作品を作る時には重宝します。
でも全体的にゴテゴテするので、関節として使った方が効果的な作品以外にはあまり使わない方がいいかも…。
二つの丸をねじります。 その二つともピンチツイストをします。 こんな感じになりました。関節を付けことで風船がぐらぐらしなくなったり、たくましさが出たりします。 こういう凝ったキャラにはよく使います。ひざとかには関節を付けても似合いますし…。 このねじり方のもう一個いいところは、ねじりの向きを調節することでキャラクターにポーズをとらせることが出来ることです。鉄人28号も、手足をまげたり、伸ばしたり可動出来ます。

手をつける(デュアルピンチツイスト)
ルーニーやディズニーのキャラクターは全部と言っていいほど手袋をつけています。
その時によく使う方法です。他にも途中から別の色をつなぐ時にも使います。
二つの風船の端っこを結びます。 どちらか(大体は白の方)で玉を二つ作り、 まとめて… ピンチします。 手の形に整えることで、ピンチした所も手袋のパーツとして成り立ちます。

簡単な手
ロボットの手や、あまり大きい手をつけたくない時にこのやり方をします。
丸を作ったら、それを結びつけます。 空豆みたいになったらそれをダブルピンチツイストします ちょっと見えにくいですが、このようになります。 例えば555の手や ウルトラマンの手に使います。


ワープ・一筆書き破り
タイトル通りです。風船の基本は一筆書きなのですが、
それを破ることで世界が広がります。
よくあるこういう状態の時にちょっと水色を反対側にしたい…。 空気を移動して細くなった風船を間に入れます。 このように外見は何も変わらずに、位置が変わりました。凄く簡単なやり方ですが、これで凄く自由度があがります。考えずに作っても修正が効いたり、なんせ視界が広がります。

頭の作り方…とか? 
キャラクターなどの頭を作る時によくやる作り方です一筆書き破りの応用です
結び目を長めにとって下さい ここでは、このコラムの一番上の「4本組み」でやった時のやり方です。 風船の空気を移動して、風船を細くするor空気を移動しきって下さい。 その細くした状態のと、最初に長めにとった結び目とを結び合わせます。 このように、4本で作った頭(?)と首(?)が良い感じの位置になりました。他にもいろんな場所で使うことがあります。


押しつぶしねじり
これはくまの手足を作ってみたりする時にも使います。
これはアンパンマンの足の部分です。 下のねじり目の部分を上のねじり目に向けて押しつぶします。 押しつぶりながらそれぞれを前後別々にねじります。 このようになりました。

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